フォントワークス × Monotype 公式note

フォントワークス株式会社とMonotypeの公式アカウントです。日常生活やクリエイティブ活動がもっと楽しくなるような、フォントにまつわる記事をお届けします。

フォントワークス × Monotype 公式note

フォントワークス株式会社とMonotypeの公式アカウントです。日常生活やクリエイティブ活動がもっと楽しくなるような、フォントにまつわる記事をお届けします。

リンク

マガジン

  • #書体デザイナー座談会

    フォントワークスで働く書体デザイナーに数名ずつ集まってもらい、今考えていることや取り組んでいることを、ざっくばらんに話してもらう書体デザイナー座談会です。

  • フォントのワザの魅せどころ!

    フォントワークス公式noteの連載企画「フォントのワザの魅せどころ!」ほか、私たちが目にする魅力的なデザイン事例から、フォントの使い方のコツや活用シーンを学べる記事をまとめました。

  • 今月の、フォント推し話!

    フォントワークス公式noteの連載企画。編集部のフォンテーヌさんが、さまざまな分野で活躍されているデザイナーのみなさんをお迎えして、フォントLOVEなお話を聞かせていただきます。

ストア

  • 商品の画像

    フォントワークス書体見本帖 & Yo One 書体見本帖 & 筑紫書体と藤田重信

    フォントワークス書体見本帖、Yo One 見本帖、そして2024年1月にPIE Internationalから発売されました書体デザインディレクター藤田重信の著書「筑紫書体と藤田重信」の3点セットです。 【フォントワークス書体見本帖】 2020年度版に引き続き、たくさんの反響をいただいたコデックス装(手で押さえなくても任意のページで開いたままにしておける製本様式)を採用しております。 またコデックス装にプラスし、今回は寒冷紗巻きも施し、タフさがアップ。これまで以上に、日常の制作現場で書体見本帳をお使いいただけます。 最新版では、書体見本帳の一部としてリソグラフ冊子も付属。2020年以降の書体をメインに、「すうじとことば」をテーマに制作しました。フォントがメディアに定着する様子をお楽しみください。 【Yo One 書体見本帖】 フォントワークスのデザイナーが手掛けた初のオリジナル欧文書体のリリースを記念し、Yo One 書体見本帖を作成しました。 この書体見本帖は、デザインや文書など、幅広く文字を扱う方にぜひお手に取っていただきたい一冊です。欧文書体 Yo One の書体見本はもちろんのこと、書体の特徴についても深く掘り下げて説明しています。また、フォントワークス書体の和文書体との混植提案やリソグラフ印刷のビジュアルページも掲載。 複数のフォントを紙面上で見比べながら、作りたいクリエイティブにふさわしい書体の選定や、これから作りたいクリエイティブのイメージ作りにお役立てください。 【筑紫書体と藤田重信】 革新的なフォントを生み出し続ける藤田重信の書体デザイン冒険記。 筑紫書体シリーズは、見出し書体から丸ゴシック体まで多彩なラインナップがあるフォントワークスを代表する書体です。金属活字の滲みを再現しながら新しさを取り入れ、独自の「懐かしさ」や「あたたかみ」を生み出しています。本書は各書体のコンセプトや特長を取材し、魔法のように新しい書体を生み出す藤田重信の制作の神髄に迫ります。 特典:本書でしか入手できない[筑紫B明朝NK(全4種)] 【商品内容】 ・フォントワークス書体見本帖 ・すうじとことば(リソグラフ冊子) ・Yo One 書体見本帖 ・オリジナルチャックケース ・筑紫書体と藤田重信(発行元 :PIE International) 【サイズ・ページ数】 ・フォントワークス書体見本帖【最新版】:B5/本文96P+別丁8丁 ・すうじとことば(リソグラフ冊子):A5/12P ・Yo One 書体見本帖:B5/本文 42P+ビジュアルページ(リソグラフ印刷) 8P ・オリジナルチャックケース:W325mm×H234mm ・筑紫書体と藤田重信:A5/280P(2C×248p、4C×32p) ※製品はご注文から1週間前後でのお届けとなります。 ※リソグラフ:スクリーン状の版に微細な孔(あな)を開け、そこからインクを用紙に押し出す印刷方式「孔版印刷」の原理を元にしたデジタル孔版印刷( リソグラフ は理想科学工業の登録商標です)
    8,000円
    fontworks
  • 商品の画像

    Yo One 書体見本帖

    フォントワークスのデザイナーが手掛けた初のオリジナル欧文書体のリリースを記念し、Yo One 書体見本帖を作成しました。 この書体見本帖は、デザインや文書など、幅広く文字を扱う方にぜひお手に取っていただきたい一冊です。欧文書体 Yo One の書体見本はもちろんのこと、書体の特徴についても深く掘り下げて説明しています。また、フォントワークス書体の和文書体との混植提案やリソグラフ印刷のビジュアルページも掲載。 複数のフォントを紙面上で見比べながら、作りたいクリエイティブにふさわしい書体の選定や、これから作りたいクリエイティブのイメージ作りにお役立てください。 ※リソグラフ:スクリーン状の版に微細な孔(あな)を開け、そこからインクを用紙に押し出す印刷方式「孔版印刷」の原理を元にしたデジタル孔版印刷( リソグラフ は理想科学工業の登録商標です) ■欧文書体 Yo One とは フォントワークス書体デザインディレクター ヨアヒム・ミュラー・ランセイが制作した欧文書体 Yo One は、欧文書体が持つさまざまなバリエーションを複数の軸で体系化したフォントシステムであり、156フォントを有するスーパーファミリーです。 欧文書体グループである、フォントワークス Yo One スーパーファミリーは、一つの字形から出発し、セリフの有無、コントランスの強弱など異なる特徴をもつ書体へ展開されていきます。統一されたルールで設計されたスーパーファミリーなので、セリフとサンセリフなど異なる特徴を持つフォントを組み合わせて使用しても調和を保つことができます。ブランディングなどで視覚的な統一性が必要なシーンにもおすすめの書体です。 年間定額制フォントサービス フォントワークス LETS、及び学生向けフォントワークス LETS にて、追加料金なくご利用いただけます。 【商品詳細】 Yo One 書体見本帖 B5/本文 42P+ビジュアルページ(リソグラフ印刷) 8P ※製品はご注文から1週間前後でのお届けとなります(土日を除く)
    2,500円
    fontworks

記事一覧

【クロスインタビュー】小林 章×ヨアヒム・ミュラー=ランセイ「国境を超えて書体をデザインする」

[Fontworks×Takram]フォントワークス創業30周年、記念ロゴの制作プロセスに迫る

ゼロから学ぶ「フォントのしくみ」③:Std、Pro、Pr5、Pr6……フォントの文字セットとは?

ゼロから学ぶ「フォントのしくみ」②:文字のかたちに関わる用語「字形と字体/正字と異体字」

「読みやすさ」ってなんだろう? 一人一人の見え方を探る、インクルーシブデザインフォントの試み

ゼロから学ぶ「フォントのしくみ」①:言語とスクリプトの関係/繁体字・簡体字・日本の漢字(かんじ)

【クロスインタビュー】小林 章×ヨアヒム・ミュラー=ランセイ「国境を超えて書体をデザインする」

今年9月、フォントワークス初の欧文書体Yo Oneがリリースされました。このたび、Yo Oneをデザインしたヨアヒム・ミュラー゠ランセイと、スペシャルゲストを迎えてのインタビューが実現。ゲストはMonotypeで活躍するクリエイティブ・タイプディレクター、小林章さんです。 さまざまな経験を経て、国際的なフィールドで欧文書体の開発に取り組む二人に、それぞれのお仕事を紹介しながら、書体デザイナーとしてのあゆみをうかがっていきます。 二人の出会い:異なる文化圏を横断する— ヨア

[Fontworks×Takram]フォントワークス創業30周年、記念ロゴの制作プロセスに迫る

2023年8月、フォントワークスは創業30周年を迎えました。これから一年間、アニバーサリーイヤーとして、30周年を記念したさまざまな取り組みを行っていきます。 まずお披露目させていただきたいのが、30周年記念ロゴです。「もじを通じて、 表現する人の創造をもっとじゆうにする。」というコンセプトのもと、誰でもインタラクティブにデザインできる独自のドローイングシステムから構築し、変化に富んだ遊び心のあるロゴが完成しました。 今回のnoteでは、この30周年記念ロゴの制作過程にフ

ゼロから学ぶ「フォントのしくみ」③:Std、Pro、Pr5、Pr6……フォントの文字セットとは?

フォント開発のエキスパート“ぬし"と、新入社員のケンによるフォント講座「ゼロから学ぶ『フォントのしくみ』」。第3回は、ぬし曰く、フォントメーカーにとっての最重要キーワード「文字セット」について解説します。 “定義”された文字の集合「文字セット」ケン 前回「文字セット」という言葉が出てきました。 ぬし 文字セットは、定義された文字の集合のことです。キャラクターセット、文字集合と呼ばれることもありますね。  日本語漢字を例に挙げるとJIS規格の文字セットでは、特に使用頻度の高

ゼロから学ぶ「フォントのしくみ」②:文字のかたちに関わる用語「字形と字体/正字と異体字」

フォント開発のエキスパート「ぬし」のもとに配属された、新入社員のケンさん。フォントをしっかり理解するには、まず「文字とはどういうものか」から学ぶべし! と、ぬしの研修がスタートしました。 ゼロから学ぶ「フォントのしくみ」第2回では、文字の“かたち”に関わる基本的な用語について考えます。 文字のかたちを示す言葉/字形と字体ケン フォントの解説を読んでいると知らない用語が結構あって……いつも雰囲気でなんとなく分かったつもりになっています。 ぬし なるほどなるほど。ではデザイ

「読みやすさ」ってなんだろう? 一人一人の見え方を探る、インクルーシブデザインフォントの試み

フォントワークスでは、2023年3月から「インクルーシブデザインフォント(IDフォント)」の提供を開始しました。 高齢者・視覚障がい者(弱視)向けフォント 『インクルーシブデザインフォント(IDフォント)』開発・提供開始のご案内 | Fontworks 「インクルーシブデザイン」とは、高齢者、障害者、外国人など、従来デザインプロセスや製品・サービスのユーザーから除外されてきた多様な人々を、デザインプロセスの上流から巻き込み、一緒にデザインを行っていくロンドンの英国王立芸術

ゼロから学ぶ「フォントのしくみ」①:言語とスクリプトの関係/繁体字・簡体字・日本の漢字(かんじ)

—— フォントを正確に理解するためには『文字』『デザイン』『ソフトウェア』の3方向から理解する必要がある —— これはフォントワークスで20年以上、フォントやソフトウェアの開発に関わってきたエキスパート、通称「ぬし」が新入社員の勉強会で最初に伝える言葉です。 フォントを開発・提供するメーカーである私たちは、デザインされた形をパッケージするだけでなく、文字の役割や機能を理解し、使いやすく美しい文字を届けるエンジニアリングの視点を持つことも重要になってきます。 そんなぬしのも