鼎隷書と3人のクリエイター vol.2【吉川和弥さん編】
フォントワークスの書体デザイナー山村佳苗が手掛ける、新書体「鼎隷書(かなえれいしょ)」がリリースされました。
現代的な空気をまとった隷書体。歴史的な筆法に添いながらも、軽やかな平ペン風のエレメントで、リズミカルな形が楽しい書体です。フォントワークス初となるオリジナルの隷書体となります。
鼎隷書のコンセプトや見どころについてはこちらの記事をご覧ください!
3人のクリエイターが魅せる鼎隷書
みなさんの中には、隷書体はあまりなじみがなく、なんだか怖そう、どうやって使えばいいのだろう? と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、鼎隷書はそんな従来の枠に収まらない、新しい隷書体です。
今回はリリースを記念して、パンチさん、吉川和弥さん、清水艦期さん3人の名だたるクリエイターにご協力いただき、鼎隷書を使って、イメージビジュアルとモックアップのグラフィック作品をご制作いただきました。
これを見たら、こんなに自由に使っていいんだ! と隷書体のイメージがきっと変わります。
noteでは3回に渡り、作品をご紹介していきます。vol.2は、ポスター、ロゴ制作やミュージックビデオなど幅広いジャンルでアートディレクション、デザイン等で活躍されている吉川和弥さんです。
モーショングラフィックスの中で見る鼎隷書
吉川さんには、モーショングラフィックスを2つご制作いただきました。
鮮やかな色彩の世界の中で、独特な雰囲気とともに凛と佇む鼎隷書をご覧ください。
ここからは制作者の吉川さんに今回の作品や鼎隷書に関するインタビューをお届けします。
吉川和弥さん スペシャルインタビュー
鼎隷書のデザイナー山村さんにも吉川さんの作品を見た感想を聞いてみました。
いかがでしたでしょうか。
インタビューでも語っていただいた通り、鼎(古代中国で使われた三本足の鉄のかま)にちなんで『3つのモチーフ』をキーワードに『朝・昼・夜』、『3匹のてんとう虫』を描いていただきました。
「昼」の動きや、「夜」の月の儚さを感じさせるあしらいにもご注目いただきたく、大きい画面でぜひ見てみてください。
最後のvol.3では、清水艦期さんに鼎隷書を使ったグラフィックを作っていただきました。こちらもぜひご覧ください。
vol.3 【清水艦期さん編】
鼎隷書と3人のクリエイターの記事はこちら
vol.1【パンチさん編】
Vol.2【吉川和弥さん編】
vol.3 【清水艦期さん編】
新書体 鼎隷書(かなえれいしょ)が使えるサービス
新書体 鼎隷書Std Bは、フォントサブスクリプションサービス、フォントワークスLETSでお使いいただけます。