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フォントを楽しむデザインのヒント! みっけさんの文字アレンジレシピ&ロゴ制作TIPS

フォントは使って楽しむもの!
エディトリアルデザインはもちろん、動画のテロップをつけたり、会議資料を美しくしたり、使う人のクリエイティブをぐっと後押しする道具です。

「でも、プロが作るロゴやグラフィックみたいに、格好いいデザインは無理かなあ……」とお思いのあなたへ、今回は、フォントワークス公式Twitterでたくさんの方に注目していただいた、デザイナー・みっけさんの文字アレンジレシピをnoteで再録!!

フォントを加工したり組み合わせたり、すぐに試せるアイデアが満載です。一部メイキングも追加してお届けします。

〈デザイナープロフィール〉
みっけ
香川県に住む会社員。デザイン科を卒業後は趣味としてデザインを楽しみながら、ロゴデザインやカプセルトイの販売など幅広く活動しています。
https://twitter.com/q_micke

[THEME 1] 文字をいろいろ加工してみよう!
文字アレンジのレシピ

まずは簡単な加工で、ぐっと表現の幅が広がるアイデアを紹介。「2つのアレンジ要素」を加えるだけで、よりオリジナリティのある文字デザインを作ることができます。

ネオン風の「ぴかぴか」と、古文書風の「ぼろぼろ」の作り方は、後でメイキングを詳しく紹介しますので、Illustratorをお使いの方はぜひ試してみてください。

太めのアウトラインでネオン風にした「あおかね」と、今にも崩れ落ちそうな「筑紫アンティークSゴシック」の古文書風。
極太の「ユールカ」で作るワッペン風と、もちっとした形の「スランプ」を生かしたゼリー風。
筑紫A丸ゴシック」の柔らかい形を、太い点線で雲のようにモコモコに。「ラグランパンチ」は飛び出すように加工して、さらにインパクトアップ。
花風テクノ」をカットしてパーツに分けたロボット風に「筑紫ANB丸ゴL」の柔らかなカーブを生かしたとろみ風。


メイキング① ネオン風「ぴかぴか」の作り方

自分でも試してみたい! という人のために、みっけさんにAdobe Illustratorでのメイキングを用意してもらいました。Illustratorをお使いではない方も、加工の参考にしていただけると思います。

はじめはネオン風「ぴかぴか」の作り方。アウトラインが際立つ太めのフォントを選ぶのがポイントです。

さらにアレンジを追加。途切れ目を入れて、本物のネオンサインのように見せるアイデアです。


メイキング② 古文書風「ぼろぼろ」の作り方

次は古文書風「ぼろぼろ」の作り方。プラスアルファで墨だまりのような効果を加えると、さらにリアルさが増します。

「アピアランス」パネルに「ラフ ×1」と「パスのオフセット ×2」が並んでいる状態になります。オフセット値は「文字の形が少し曖昧になるくらい」がおすすめ。ちょうどよい数値は文字の大きさで変わるため、仕上がりを見ながら調整しましょう。


[THEME 2] 一手間加えてロゴ風に!
最初に試したいロゴデザインTIPS

文字のアレンジ、次は応用編です。「名画で学ぶ  簡単フォントアレンジ」をテーマに、みっけさんにロゴらしく見せるデザインTIPSをまとめていただきました。

フォントを組み合わせたり、重ねたり……少しの工夫で雰囲気のあるロゴが出来上がります。手を動かしていくうちに、さらなるアイデアが閃くかも?

みっけさんのTIPSも参考にしながら、自分らしい文字アレンジを見つけて、楽しくフォントを活用していただけたら幸いです。

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この記事で紹介したフォントが使えるサービス

フォントワークス LETS
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